がんばってがんばって上り詰めた先にはすでに誰かが座っていて、それは決定事項だ。自分が座ることはできないのだ。 それでも、着ぶくれた装備を纏って他の上を目指す。キリがないのはわかっている。 歪に膨れた自分を、いつか誰か特別な椅子に座らせてくれるんじゃないか。 そんな期待で前へ進む。 いつしか、私は歪に膨れた中から用途に応じた道具を取り出し、椅子を自分で作るようになった。
“可愛いからホラーまで”
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