完全自殺マニュアル新旧比較

2019.02.01 // 本のレビュー

一斉を風靡したご本、完全自殺マニュアル。
14版と110刷の比較をした。
といってもざっと見たところ、変更点は奥付と帯の部分だけだった。

表紙はかっちりしたシュリンク包装になり、帯が二重になった。
社会に衝撃を与えただけあって、贅沢な仕様である。

白い帯をめくると、全く同じ帯。

奥付は版数と発行所の住所と作者略歴が変更。

薬の成分の配合量、致死量など数字の変更があるかも、と思ったけどそんなことはなかった。

しかし、このロングセラーぶりはすごい。
どちらもビブリオマニアさんで購入した物だが、未だに新しく刷っているとは…
(新本を入手したのは2018年)
今も自殺者にとってバイブルのような感じで、
この本の内容を参考に自殺をする人もいるらしい。
世の中に変化はありつつも、この本の訴えたいことは不変だからだろうか。

古い方は、見返しに「¥100」と鉛筆で書き込まれている。
私の世代ではわからないが、流行った頃にはBOOKOFFでは100円で投げ売りされていたらしい。
処分された数も相当なのか、今はなかなか手に入れにくい本になった。

今やネットで死に方は簡単に探せるが、本という形であると安心感があるのかもしれない。

※追記 2019年2月2日
やすはら様から、版と刷では意味が違い、14版は14刷の誤植ではないかというご指摘を頂きました。
(内容に変化のない追加生産分が刷になる)
新しい110刷の方に14版の改定表記がない所をみると、そうかもしれません。
版と刷の違いについて調べてみましたが、基本的には上記のようなルールだそうです。
ただ、曖昧に使われていることも多いようで…

他の年の本も入手して調べてみたいところですね。
こういったことはとても勉強になります、やすはら様ありがとうございます。


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