死にまつわる書籍3冊まとめレビュー

2019.01.25 // 本のレビュー

ビブリオマニアで入手した死にまつわるご本。

完全自殺マニュアルと自殺のコストは自死に対して淡々と豊富なデータ、解説を載せている。
どちらも淡白な図と表が記載されており、死体写真などもないので安心して読める。
完全自殺マニュアルについては有害図書として指定されたりと有名な本だが、今の時代古本ではなかなか入手ができなかった。
(まだ開封していないが、シュリンク包装済みの新本が入手できたのでまた今度改定されている部分があるかどうか検証する。)
いまだにこれをバイブルとして自殺する人もいるようで、樹海の死体マニアにとっては、穴場を探すバイブルとしても役立てているとのこと。
(なんとも皮肉な…)

自殺のコストは完全自殺マニュアルほど有名ではないが、こちらも名著である。
自死についての難しさを思い知らされる。

特殊清掃は、主に変死した現場の清掃をしながら特掃隊長が人の最期について考えを巡らす内容。
実は「特殊清掃 戦う男たち」でブログをやってらっしゃるので本を買わずとも全文読める。
著者いわくギャラはなし、でもプライドが少しはあるから売れて欲しい…とぼやいておられた。
死んだあと、人間がどうなるかが克明に書いてあり今後を考えるとかなり勉強になる。
お葬式も、腐敗の過程も、である。
特殊な趣味などなくても、色んな方に読んでもらいたい一冊。
良書だが、知名度がなく知っている人が少ない。すごくもったいない。
ブログも2019年現在もゆっくり更新されておられるので、気なる方はぜひ読んで欲しい。

三冊とも、死を語ることで生きることに目を向けさせてくれる良本。


甚だ夜に近影

“可愛いからホラーまで”

ごちゃごちゃ絵描き 甚だ夜に

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